Business事業内容

H2 Business 水素ビジネス

水素ビジネスイメージ

海事分野を中心に水素・電気を“つくり・はこび・ためて・つかう”、エネルギーの製造・販売・供給体制を整え、国内外に展開するエネルギー商社を目指し、以下の4つのプロジェクトを推進してまいります。

HANARIA(水素燃料電池船)プロジェクト

日本初の水素とバイオディーゼル燃料のハイブリッド船「HANARIA」(238総トン型・約100人乗り)は、2024年4月に就航し、現在は関門エリアを主な拠点に運航しています。地元企業・団体・自治体等との連携の下、従来の旅客船のイメージにとらわれず、商船三井グループの脱炭素推進のフロントランナーとして新たな船舶の活用方法を提案してまいります。

船名「HANARIA」

SeaEra(洋上水素ステーション)プロジェクト

陸上電力を用いて海水を電気分解し、水素を製造、貯蔵、供給するバージ型水素製造プラントを実用化するプロジェクトです。2022~2023年度に新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)の支援を得て、当社を含む4者で事業化に向けた調査事業を実施しました。調査事業で得た成果を活かし、水素供給インフラの実現に向けた検討を進めてまいります。

SHE’s(水素燃料貨物船)プロジェクト

水素を燃料とする次世代型内航貨物船の開発・導入により、地球環境に配慮した貨物輸送を共同で検討するプロジェクトです。当社を含む7者が検討主体となり、内航海運から排出されるGHGの削減を目指します。

効率的かつ安全な水素サプライチェーンへの貢献

水素の貯蔵・輸送方法の選択肢の一つとして、水素をトルエンと触媒反応させて生成されるメチルシクロヘキサン(MCH)を活用した水素のサプライチェーンの構築に取り組んでいます。MCHは常温常圧で安定した液体であり、容積が水素の1/500となるため、水素の貯蔵や輸送が非常に容易になります。この技術を活用して効率的かつ安全な水素の供給を実現いたします。

お問い合わせ先

水素ビジネスデザイン部
TEL 03-6367-5440FAX 03-6367-5526